さて、今回は実際にWebサイトを作った際に、作成当時はさほど重要に考えていなかった事が原因で様々な失敗をしてしまった事柄等を書いていきたいと思います。
まずは、Webサイト作成で使用した本ですが、ここでも一応再紹介します。この本には、「BizVektor」というテーマ(テーマについてはこの後書きます)をカスタマイズ出来る「NEAT」がオマケで付いてきます。
ここからの記事は、この本と、この本で紹介されているテーマ「BizVektor(ビズベクトル)」に沿って進めていきますが、たぶん、この本を使わないド素人初心者でも似たような事態に遭遇する可能性もあると思いますので、我こそはド素人!という方は是非参考にしてください。
へぇ~、ド素人はこんな事も分からないのか・・・と、笑いの種にしていただけても、それはそれで幸いですw
テーマ選び
さて、Wordpress導入して、早々にやるであろう作業。それはテーマ選びです。
テーマとはデザインのテンプレートとでもいいましょうか。ただ、テーマが素人的に難しいところは、単なるテンプレートに止まらないというところでしょうか。テンプレートのみならず、機能的にもテーマに依存する事が多々あります。
WordPressが最初から持っているデザインテンプレートは3種類ほど有るので、ここから選ぶというのも勿論アリです。
テーマはWordpressの管理画面より、外観>テーマ>新規追加 で新たな物を追加できます。
沢山出てくる候補の中から自分の好みに合う物を選択すれば良いのですが、初心者ド素人は、ここで安易に追加するとイタい目逢います!
前記事、「ド素人がWebサイトを作ってみる①」でも書きましたが、WordPressは常にハッカー等の悪意のある人に狙われている可能性がありまして、その手法の一つとしてテーマやプラグイン等の、後から追加できる便利な機能にウイルスを仕込んでいたりするんです。
そこで、安全なテーマを選択する事が重要になってきます。最初は標準で用意されているテーマか、「人気」の高いテーマより選ぶのが無難です。
また、テーマによっては、日本語に上手く対応出来ていない物もあります。せっかくステキなテーマを導入しても、日本語が文字化けしたり、変なフォントだったりでは意味ありません。
色々な方がネット上でお勧めのテーマに関しては記事にされているので、そこを参考にしてテーマ選びをするのも一つの手です。
さて、私が使用している「BizVektor」について少し触れましょう。実際に使ってみての感想ですが、他のテーマは使った事が無いので、他のテーマとの比較にはなりません。あしからず。
BizVektorは、日本人が開発したテーマです。企業用向けに開発されたテーマという事もあり、パソコンのみならず、スマートフォンやガラケーにも対応してくれています。そのおかげで利用者は、特に表示媒体を意識せずに作る事が出来ます。これはド素人にはありがたい仕様です!
その他、最低限必要なSEO対策等もなされているのも助かります。
また、BizVektorは利用者が多いのも魅力です。利用者が多いと質問を投げかける人も多く、フォーラム等で大抵自分と同じ疑問を持った人の質問とその回答を探す事が出来るからです。
テーマを選ぶ際は、そんなポイントも押さえておくと良いと思います。
テーマは最新版を入れる
本は、初心者でも詰まること無く、そのまま素直に従っていけばWebページが作れるように書いてあります。そう、私のようなド素人でさえ作れるように。
ただ、素直に従わない(というかちょっと見落とした・・・)ド素人についてはフォローしてくれていません。当たり前か (⌒_⌒;
私は、ちょっと1ページ見落としてしまったばかりに、後々?????となってしまいました。本で表示されている項目が、私の画面には出ていなかったのでw;
WordPressの管理画面で選択し導入するテーマですが、常に最新バージョンになっているとは限りません。例外は最初から用意されているテーマ3種で、こちらはアップデートが有ればお知らせが入ります。
その他のテーマの最新バージョンは、各テーマの提供元HP等で確認する必要があります。
ちなみに、BizVektorは、WordPressの管理画面経由でダウンロード出来る物は、Ver.1.0ですが、BizVektorのHPでは最新バージョンは Ver.1.8.13 となっています。(2016年1月31日現在。BizVektor該当ページ、http://bizvektor.com/about/download/ 参照のこと)
特にBizVektorはバージョンアップの頻度が高く、かなり頻繁に不具合修正や仕様変更を行っております。最新のバージョンは不具合修正はもちろんのこと、より使いやすい機能が追加されていたりするので、バージョンは最新の物にしておくに超したことはありません。
BizVektorのバージョンアップ手順は、http://bizvektor.com/setting/wordpress/howtoupgrade/ でご確認ください。
Googleに嫌われないために、忘れてならない設定
別に、SEOとか考えていない人でも、Webサイトを作ったりするのであれば、色々な人に見て欲しいと思いますよね。ブログを書いたりするのであれば、訪問者0だとちょっとモチベーションが・・・
とりあえず、検索エンジン上位になれなくても、普通に検索エンジンに引っかかるようにはしておきたい。
WordPressの管理画面、設定>表示設定 の中に以下の項目があります。
本の中では、単に「完成まではここにチェックマークを入れて検索されないようにしましょう」と書いてあるのみ。素直にここはチェックマークを入れておけば問題はないのですが・・・
「どうせ最初のうちは誰も見に来ないし~」とチェックマークを入れなかったらどうなるでしょうか。
ハイ、そう考えた人は私です (o-_-o)
ここのチェックマーク、ものすごく重要でした!
項目が増える分には問題は無いかと思うのですが、項目が大きく減ったり代わったりすると、Google側が不適切なサイト?と判断して検索されないようにしちゃいます。(ちなみに、現在日本で使用されている検索エンジンの9割はGoogleらしいです)
私の場合は、最初に本の通りにショップ向けのサイトの形を作ってから、ブログに不要な部分を削ったので、最初にGoogleが巡回した時にあった「お店情報」「アクセス」「電話番号」等の情報が、次に巡回した時にごっそり無くなっていたことが災いしたようです。
記事をせっせと書いても、閲覧ユーザー数が増えないなぁと、私よりも遙かにPCとかに詳しいツレに相談して、色々調べて貰って判明しました。放っておいても暫くすれば解除はされる(このケースの場合です)らしいのですが、「暫く」とはいつなのか!?ですよね。
ここにチェックマークを入れておけば、少なくともこんな事態にはならなかったので、ド素人は面倒を避ける意味でも、絶対にチェックマークは入れましょう!
そして、無事サイトが出来上がったら、ちゃんとチェックマークは外しましょうね。
まずは大まかでも完成型を作る
ここからは、必ず、上記のチェックマークを入れてから作業しましょう!
自分のサイトのイメージを、ぼんやりしたものから具体的な物にする為にも、一度完成型を作ってみるのは有効です。
実際にショップ用のWebサイトを作ろうとしているのであれば、本の通りに進めていけば立派なサイトが完成します。
私のようにブログのサイトを作ろうとしているのであれば、いちいちサンプルを作るのが面倒くさいですよね。
良い物がありますよ!
BizVektorでは、サンプルのデータを用意してくれています。サンプルのデータのダウンロード先= http://bizvektor.com/setting/quick-start/ )
本は無くても、ちょっとBizVektorに興味を持った方、ちょっと使ってみたいなと思ったら、ダウンロードページ内に設定方法もありますので参照してみてください。動画の方が同ページに記載されている設定よりも詳しく説明(音声は無い)されてます。展開が早いのが難点ですが・・・
これでWebサイトを作れてしまえば、後は不要な箇所を消していきます。ここまで自分の手で作った物だから、どこを削除すれば消えるのかも理解できているはずです。
分からない事は、検索ワードにテーマ名を入れて検索する
さて、ここまで来ればとりあえず自分のWebサイトを作ることが出来るはずです。
それでも色々分からない事とか出てきた場合、ググる際のポイントを1つ。
WordPressを使っていて知りたいことがある場合は、たぶんこんな風に検索ワードを入れると思います。
WordPress [検索したい文言]
それで答えが見つかる場合も多々有るのですが、前述のようにテーマはテンプレートだけの機能では無いので、各テーマ独自の設定をしていたりします。従って、上記の検索ワードで期待した答えが見つからない場合も結構あります。そんな時は、WordPressの代わりに使用しているテーマを入れてみると見つかります。私の場合は、
BizVektor [検索したい文言]
大したことではないのですが、これに気がついてから知りたい情報を見つけやすくなりました。
最後に参考まで。
今回プラグインの事とか全く触れなかったので、そのうち私が使っているプラグインの事でも書いてみようかなと思ってます。
いつになるかは分からないけど ^^;
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