2005年11月、2006年2月、2007年3月に続いて、今回4度目の訪問です。
前回より9年も間が空いたのは、前回このお店にあまりにもガッカリさせられたから ーー;
1回目、2回目が本当に大満足だったので、その落差が激しくってw;
今回は父からの強いリクエストで再訪する事となりました。
このお店、夏と冬でメニューが変わります。今回のあんこう鍋は冬のメニュー。ちなみに、メニューは1種類でコースのみ。
以前行った時は5,000円だった料金は、9年経った今では7,000円になっておりました (*゚ロ゚)
ちなみに、2002年は3,900円だったようですよ。
まぁ、昔から人気のお店だったのですが、久しぶりに予約をしようと電話番号を調べるために食べログで見てみたら、「予約受付は10:30~16:00。他の時間帯は受け付けてもらえない。」と書いてありました。
え~っ、いつの間にそんなシステムに!? (゚ロ゚屮)屮
素直にその時間に電話をかけてみましたが、何度かけても話し中。最初は年末だし忘年会とかの予約かな。とさほど気にしていなかったものの、結局年末は一度も電話が繋がることもなく終了 orz
私の実家は自営業で土曜日も営業しているので、このお店に行けるとすると祝日のみ。さすがに年が明けてあんこう鍋シーズン中の祝日が少なくなってきたこともあり、焦りも出てきました。
いくら電話中でも予約の受付なんて5分とか10分で終わるだろうと、5分おきに何度もかけてもいつでも話し中。
いくらなんでも、年中人気アーティストのコンサートのチケット予約並に電話が繋がらないのっておかしくない? (。-`ω-)
今まで、3ヶ月とか予約が埋まっていて取れなかったお店でも、電話がこんなに繋がらない所なんてなかったし・・・
受話器上げてないか? ここ・・・
もうお目当ての日まで1ヶ月を切ってしまったので、予約受付時間中の連絡は諦めて、絶対に人は居て、比較的手が空いていそうな時間に電話してみました。17:00ちょっと前でしょうかね。
ようやく繋がりました ;-;
予約はあっさり取れたのですが、予約の3日前に確認の電話を入れますからと電話番号を聞かれ、「留守電に入るようだったら、必ず折り返しの電話をしてください。」とも言われました。
うわっ、前は前日の確認電話だけだったのに、留守電だったら折り返しの電話までしなくちゃならなくなってる ∑(O_O;)
でもさ、電話通じないじゃん! “o( ̄‐ ̄*)
ちょっと嫌味を込めて、「この時間だったら電話は繋がるんですか?」と言ったら、アッサリと「そうですね」でしたw;
さて、予約3日前。電話来ず。
予約2日前。電話来ず・・・
大丈夫とは思ったけど、なんか色々厳しくなっているから、事前確認しないと勝手にキャンセル扱いされかねない (=_=ミ
時間は遅いけど、比較的落ち着いているかなと思われる22時頃に電話してみました。
この時の電話は最初にメッセージが流れて、その中で予約受付時間を告げていました。あぁ、これで色んな人が食べログのコメントに予約受付時間についての情報を書いていたのかと合点。
メッセージが終わってからまた呼び出し音が入って、ようやく人が出てきます。予約日と予約名を告げてから確認の電話が来ないと言おうと思ったんですが、予約日と予約名を告げた時点で「お待ちください」と中断され、「はい。予約は変更ありませんね?では当日」ってな感じで一方的に電話は終了 Σ(゚∀゚*)
いくら人気店だとはいえ、ここまで良いところ何一つ見つからないw
ほていさん
住所: 東京都中央区月島3-9-7
<<<google map>>>
電話: 03-3531-5200
定休日: 日曜日
さて、不安でいっぱいの当日。
Yahooナビで、「月島 ほていさん」検索して、そのナビに従って車でお店に行きました。
当然本店(1号店)が出てくるもんだとタカをくくっていたら、付いた先はちょっと違うほていさんw
徒歩3分位離れたところだったんですが、足の悪い親には悪いことをしてしまいました (、、
本来の目的地であれば駐車場もすごく近い所に空いている所があったので、駐車場を探し回らせてしまって、ツレにも迷惑かけました m(_ _)m
とりあえず、親には後から歩いてきて貰い、予約時間も近かったので私だけお店に飛び込みました。
違う場所に行ってしまって、後から来ますから!ってお店の人に言ったら、「アラアラ大変でしたね」ってねぎらってくれて、ちょっとお店への印象は良くなりました。
無事全員合流して、ようやくお食事です。
なんと、全ての料理が卓上にセッティング済でしたw;
狭い席なので、コート脱いだりしてホコリが料理にかかるかもとか考えてくれていないんだ・・・
上は5人分のお刺身盛り合わせ。
左下はもずく酢、右下はごま豆腐。
やっぱりお刺身はボリュームダウンしてる (、、
初回と2回目はもっと分厚くて、ウニとかも大きいの入っていたのにねぇ (’’
茹で蛸がこんなに沢山入った刺身の盛り合わせは初めてですよ ^^;
こちらはメインのあんこう鍋。
このお店のあんこう鍋は、東京ではあまりお目にかかれない「どぶ汁」ってやつです。
このお店は、効率化の為か、お客さんに鍋を触らせません。だから鍋は机の端っこの、お店の人が取りやすい位置に置かれています。
大きめのお椀にどさっと盛られて渡されます。
良かった、こっちは健在だ。
と思ったのは、一口目を食べる前まででした。
甘い・・・ (‐”‐;)
コクとか旨味とかが強いと「甘い」と感じますが、これは単純に調味料の甘み。
3回目に来た時は、刺身の質とか、全体の量の減りとかは気になったけど、あんこう鍋の旨味とかコクは変わらず美味しかったのに ( ノω-、)
今回は、今までに無く、旨味もコクも薄くて、単に甘かったのです (ノД`)・゜・。
そういえば、毎回火をつける前に「このまま一口食べてみてください」って必ずやっていました。普通に食べても美味しいあん肝を使っているんですよってデモンストレーションで。今回はそれが無かった。
私達は食事中さほどおしゃべりする方では無いので、けっこう食べるの早いのですが、それでも早く食べろと催促されます。
今回も、「この後雑炊するので」と、まだ空いていない取り皿に、鍋の中の残りを無理矢理詰め込まれました。
それなのに、それなのに、その詰め込まれた鍋の具材を全員が食べ終わっても雑炊を作りに来てくれないのです o(TヘTo)
いったいぜんたい、なんでこんなに急かされないといけないのか “o( ̄‐ ̄*)
この時はお店に入ってからまだ1時間。雑炊がシメなので、急かされる程の時間ではありません。
こちらからお店の人に雑炊を作ってくださいと声をかけたら、「もう雑炊でいいんですか?」だって (’’;
10年前に来た時は、当然ながら皆今よりも10歳若くって、10歳分若い胃袋を持っていました。
その胃袋が全員はち切れそうな程にお腹いっぱいになって、美味しかったねって帰りに言い合って、だからこそもう一度来たいと両親は思っていて、それが今回の席になった訳です。
それが今回は、程々にお腹が膨れる程度で、誰もが無言・・・
なんとも盛り下がった食事会となってしまいました (´Д`。)
このお店は現在店舗数も3つに増えて大盛況です。
以前からサービスが良いとはとうてい言えないお店でしたが、お客さんに美味しい物を出そうとしてくれていると感じることが出来るお店でした。
最初に行った時は雑誌を見て行ったのですが、あんこう鍋はもとより、お刺身も築地から仕入れていて絶品という評価もあって、実際に私達もそれに感動させてもらいました。
物価も高騰してますから、料金が上がっていくのは致し方ないとは理解しますが、少なくとも質を維持するための値上げであって欲しかったです。
あーあ、お店は健在なだけに、本当に残念 ;-;
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