年に何回か、「ついさっき食べたばかりなのに、もうお腹が空いた;-;」って事があります。
今回は先週末から週末にかけて、久々に酷い空腹感に襲われました (´ヘ`;)
ツレはお腹が空くと眠くなるという便利な性質なのですが、私の方はお腹が空くと眠れなくなるので困りものです。
とはいえ、以前泊まりがけでファスティング(断食)の宿泊施設に滞在した際は、2日目の夜はめちゃくちゃ眠くなりましたので、本当に空腹状態になると体を休めてエネルギーを節約する様にはなっているようですが。
という事は、本当に飢餓状態ではないのですね。(普通の生活をしていたら本当の飢餓状態にはなかなかなりませんけどw)
以前は時々食べても食べてもお腹が空くなんて私だけ!?と思っていたりしたものですが、社会人になって話をしてみたら、けっこう同じような経験をしている女性が多くてビックリしました。
原因は、栄養不足とか、ストレスとか、睡眠不足とか、色々あるようです。
どうも、私が話を聞いた範囲では女性に経験者が多いので、女性特有のホルモン環境というのも影響があるのかもしれませんね。
ちゃんと食べているのに、満腹感が訪れないというのは、やはり体に良いものではないですよね。ストレスもあるし。
今回は特に空腹を感じる期間がいつもよりも長かったので、対策を立てるべきだと思いまして、ホルモンについてちょっと調べてみました。
空腹感を与える「グレリン」と満腹感を与える「レプチン」
「グレリン」と「レプチン」は、どちらかが増えるともう一方が減るという拮抗的な関係のホルモンです。
「グレリン」が増えると空腹を感じ、「レプチン」が増えると満腹を感じます。
「グレリン」は胃で産出され、もう一方の「レプチン」は体脂肪から分泌されます。
「レプチン」は体脂肪が多いと分泌量もそれに伴って増えるそうなのですが、その分泌されたものを受け取る「レプチン受容体」というものが、体脂肪増加に伴って減っていきます。
体脂肪が無いと「レプチン」は生成されないけど、かといって体脂肪が増えすぎると受け取れないという事ですか・・・
では、「グレリン」がなぜ増えたかを考えてみましょうか。
ズバリ、睡眠不足は「グレリン」が過剰に産出される大きな原因となるそうです。
じゃあ、しっかり睡眠を取ればいいんだ ^^b
・・・と思いきや、お腹が空くと眠れないじゃんね、私 orz
満腹感も与えてくれる、幸せホルモン「セロトニン」
「グレリン」と「レプチン」の働きは分かったものの、だからすぐにどうこうなるという物では無いという事もよ~く分かりました (=_=ミ
そこで次に注目する満腹ホルモンは、「セロトニン」です。
「セロトニン」は幸せホルモンと呼ばれていて、精神を安定させてくれるホルモンです。実際に鬱病や不眠症など神経症の治療に使われています。
また「セロトニン」は、満腹中枢を刺激して食欲を抑えてくれるという働きもあります。
このセロトニン、原料となるトリプトファンやビタミンB6を含む食べ物を摂取する事で増やす事が可能です。(例えば、牛乳、チーズ、肉類、大豆、そば等)
また、リズム運動や、食事の時によく噛む事でも増やす事が出来ます。
他にも、夜更かしせず起きたら朝日を浴びるというのも有効で、ペットや家族や恋人との触れ合いなどのリラックス出来る行動でも増やす事が出来ます。
けっこう簡単に増やすことが出来るセロトニンですが、簡単に減ってしまう物質でもあるようです。
そもそも女性のセロトニン量は、男性のセロトニン量の半分程度と少ないので、ただでさえ男性よりもイライラしやすい。
そしてセロトニンは、ストレスを感じるとどんどん減っていく物質なのです。
ストレスは、仕事などのストレスの他、睡眠不足や栄養の偏りなどから感じる体のストレス、人間関係のストレスと様々。
仕事や人間関係は簡単にどうこう出来ませんが、体のストレスについてはある程度自分でケア出来そうですね。
あ、空腹もストレスなのか (’’
・・・と、まぁ、ホルモン云々と難しく考えたりしましたけど、結局のところ
しっかり睡眠をとって、バランスの良い食事をする
に行き着くんですね (≧д≦)
とりあえず、次回また食べても食べてもお腹が空いたって状態になったら、今回調べた事を参考にして、しっかり噛んでみようと思います。
それにしても、人間というのは、ホルモンひとつとっても、絶妙なバランスの上に出来ているものだと今回つくづく思い知りました。
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