キャンプを始めるそもそもの切っ掛けは、防災用品としてテントを購入した事。
ニュース等で被災した方々が、「プライバシーの確保が難しい」とよく言われているのを見たので、万が一避難場所に行くような事態になったときに、小型のテント等が有ると良いのかなと思ったのでした。
私としては簡易的なポップアップテントみたいなのをイメージしていたのですが、ツレに注文を任せたら本格的なキャンプに使えるようなテントを注文してました。密かにキャンプを企んでいたもよう (¬_¬)
なぜなら、この辺りの避難場所では決して使う事が出来なさそうなアイテムまで一緒にポチっていたからね。
実際にキャンプに行ってみて思ったのですが、テントに限らず、キャンプ用品って防災用品として使えます。いざと言う時に道具は揃っていても使い方は説明書が無いと使えないというのもナンなので、キャンプしてそれらの用具の使い方を覚えれば、非常時の不安と心配が少し軽減できるかもしれないと思う今日この頃です。
さて、今回はキャンプで基点となる我が家のテント周りについてレビューしていきます。
DOD ワンタッチテント
DOD(ディーオーディー)というブランドのワンタッチテントM。
どの辺りがワンタッチかというと、インナーテントが傘のようになっていて、それを引っ張ると組み上がるからでしょうか。
初心者向けとある様に、インナーテント部分は引っ張るだけで形になってくれるので、どこにどれを入れるとかややこしい事を考える必要は無くて非常に簡単です。但し、女性一人で広げるのはちょっと苦労します。絶対に無理って訳では無いのですが、けっこう力が要ります。
インナーテントと留め具でくっついているので、グランドシートは別途用意しなくても大丈夫です。が、テントを置く場所は必ずしも状態が良い地面とは限らないので、私個人としては一番下に一回り大きいブルーシートを敷いてたりします。地面に細かい砂利とか思ったよりも有ったりするので、穴が空いたりしたら嫌だなぁと。
ちなみに、インナーテント部分のみであれば文句なくワンタッチな製品ではありますが、その上に被せるフライシートは付属のポールを中に通したりする必要はあります。ちなみに、付属のポールはフライシートの中に通す物だけであって、テントの入口日よけ部分(キャノピードア)を持ち上げるのに使用するポールは付属されていないので要注意です!
ペグは標準で付属されていますが、雨や風が強い日には抜けまくってましたので、ペグは別途準備しておいた方が安心です。(ペグに関しては後述します)
初心者が初めて買ったテントに対しての感想なので、比較と違って参考にはならないと思いますが、レビューしときます。
良かった点
- 紐を引っ張るだけでインナーテントは組立出来る。
- インナーテントだけで自立、単体使用可能。
- 部品が少ないので、初心者でも組立てし易いし、部品を紛失し難い。
- そこそこ高さがあるので、狭苦しい感じはしない。
- 前室が有るので、そこに荷物を置いておく事が出来る。フライシートを閉じても両脇にイスを広げたまま置いておける。それでも出入りの邪魔にならない程度の余裕があった。
- 前室部分とキャノピーがあるので、タープが無くてもリビング空間が確保可能。
- 暴風雨でも水漏れなど無かった。(まだ新品だから当たり前だとは思うけど・・・)
- 外気温-2℃の時、フライシートを閉じて小さなファンヒーターをつけただけでも温かくなったので、そこそこ気密性は高いかと思う。
イマイチな点
- 部品は少ないが一体化している部品が多いため、重量がある。
- 思ったようにきれいに畳んで収納出来ない。(初めて広げた時にどう畳んであったのか良く見ておくべきだった・・・)
- コンパクトに収納出来るらしいのだけど・・・(他と比べた事が無いので正直コンパクトには感じられない)
- (インナーテント組み上げ時)紐を引っ張るのにそこそこ力が必要だし、インナーテントは高さもあるので、力が無い人や背が低い人は一人での組立ては厳しい場合はあるかも?
村の鍛冶屋の鋳造ペグ
村の鍛冶屋という燕三条にある会社の鋳造ペグ、エリッゼステーク28cm。
色の選択肢が多くて、このオレンジ色も良いです。キャンプ用品(特に小物類)って色味がハデだなぁと常々思っていたのですが、これくらいハデな色味じゃないと、地面や枯れ葉と一体化しちゃって見つけにくいから?
さて、キャンプ2回目にして暴風雨の洗礼を受けた私達。キャンプ場の天気って、天気予報の風速とか全くアテにならないって思い知りました。天気予報の風速を遙かに超える雨量と風量で、雨で緩んだ地面&強い力で引っ張る風には、テント付属のペグではまったく敵いませんでした。
そこで登場、28cmの鋳造ペグ ^^b
それまでどんなに深く打っても抜けまくっていたのが嘘みたいに強風の中テントとタープを支えてくれました。これで安心ね♪
と思っていたけれど、撤収時に確認したら2本程抜けかけていた・・・。どんだけ強いんだ風!
今後の用心のため、更に長い鋳造ペグもポチりました。
同じく、村の鍛冶屋の鋳造ペグ、エリッゼステーク38cm。
今度こそ、これで安心ね♪
でもこれを使わなくちゃならないような状況下でのキャンプは避けたい!
参考までに、後からキャンプの先輩に聞いたところ、強風の時はロープ1本に対してペグ2本使い、別々の方向に向けて打ち付けたりする方法も有るそうです。
【今回紹介した商品】
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