旅行やキャンプで家を留守にする時は、近くの住む家族に飼い猫達の食事の交換世話をお願いしていた。
最近は弟がその役割を引き受けてくれて、その都度ショートメールで報告をしてくれていたが、その中にはノアのエピソードが一杯含まれていた。
そのまま消えていくのも惜しいので、そのやりとりをノアの思い出と共に残す。
2020年2月9日
ちょっとノアの足の感覚が鈍くなってきた頃。
アスランはすっかり人見知り猫に成長してしまったが、ノアはマイペースで生涯他人を怖がる様子は無かった。
多分、大声でニャーニャーと文句を言い続けていたのだろう。
2021年2月14日
ノアがまだ家中を好きなように闊歩していた頃。
大声で鳴いて主張をするのがノアクオリティー。
2022年3月5日~6日
日常的にオムツを使い始めたが、私達が不在の時はオムツを外して1階に専用スペースを設けていた頃。
ジャンプで超えられないはずなのに、謎の方法で脱走を図っていた。
2022年4月10日
オムツを外して柵で囲った中でお留守番中。
ツレが設定したFaceTimeというアプリを使って、外出先からノアを入れた部屋の中を見られるように設定した。見守りカメラの様なちゃんとした機材ではないので色々と限界はあるのだけれど、とりあえず費用をかけずに出来る方法を取ってみた。(なぜか後にFaceTimeが繋がらないことが増えて使わなくなったが)
そして早速ノアがカメラから見えないところに潜伏してしまったので、弟にSOS。
この時点でもどうやって柵を越えているのか分からなかった。
この頃は、キャンプから戻るとキャンプ用品の片付けは後回しで、まずはノアを入れた部屋の清掃から開始!
キャンプ用品の片付け前の部屋の清掃に、20~30分かかってた ^^;
2022年4月24日
この時も部屋の一角にペットシートを敷き詰めて、オムツを外してお留守番。
謎の方法で脱走するので、お留守番中に他の部屋に遠征しないようにドアを閉めることにした。この前までは柵を信じて(過信して)ドアは開け放っていた。
この頃は、エサ皿や水皿に足を踏み入れる様になっていて、エサも水も皿から飛び出していた。
2022年6月4日~5日
この辺りから猫砂(使うかもしれないと一縷の望みをかけて猫トイレは置いていた)が部屋中にばらまかれる様になった。
猫トイレはノアにとって、単なる砂の入った箱となっており、徘徊中に通る場所としての認識しかなかったようだ。
エサ皿や水皿も、本来の使用目的として利用はしている様ではあったものの、何故か執拗に足を踏み入れていた。どんなに場所を変えて歩きにくい所に置いても、必ず足を踏み入れないといけないと思っているような執念すら感じられた。
当然トイレと水場は離してはいるが、ノアの散歩ルートが「猫トイレ(砂場)」→「水皿」となっているようで、毎回通る度に砂を入れていったよう。
眠っている時以外は徘徊しているので、お皿の中よりもお皿の外の方にエサや水が多くまき散らされているいう状態だった。
2022年6月25日~26日
この直前に子猫2匹(サブレとカヌレ)が我が家にやってきた。半ば強引にこちらの希望する日よりも早く我が家にやってきたばかりだったので、まだ完全に慣れていない状態で以前からの予定通りに私達は家を空ける事になった。
天気予報では気温が高そうだったので、閉めきった部屋が高温になるとまずいと思い、ノアの居る部屋だけエアコンをかけておいた。
この頃になると、猫トイレは単なる水場やエサの汚染源でしかなかったので、ペットシートに役割を完全に任せて部屋から出すことにした。
2022年9月10日
猫砂が無くなっても、ノアの排出した大小様々な物を踏んづけた足でエサや水の入ったお皿に入っていく様になったので、健康の為にも留守中もオムツを装着して過ごしてもらうことにした。
この頃から、アスランに加えてサブレまでもが人見知りになってしまったようだ。カヌレはこの後から人見知り組に合流したようで、以後姿を見せなくなったらしい。
2023年2月25日
テープがしっかりと留まっていることを確認しているはずなのだけど、なぜかオムツが外れる。
多分、部屋の中を徘徊する時に狭いところに入り込んで、オムツが引っ張られる事が多々有るからなのだろう。
2023年4月1日
狭い場所の出っ張り等に引っかけてオムツが取れてしまうので、物がゴチャゴチャしている所や台所の方に行かないように、100均の柵(またもや活躍)で仕切って侵入出来ないようにしてみた。
でも、ノア自体が痩せてきているせいなのか、オムツ自体が重くなるとすっぽ抜けるようになってきた。(多分オシッコ2回分くらいの重さ?)
ノアが居る空間の8割にラグ等を敷いてあるので、そちらに粗相されなくて良かった。
2023年4月24日
まともにトイレ出来なくなって長らく経つけれど、ノアの中ではトイレとして利用して良い場所(人としては決して利用して欲しくない!)と、トイレとして利用しては行けない場所の区別が有るようで、どうやらトイレに行こうと無理矢理柵を強行突破し、トイレ(台所!!!)に行き用を足したらしい。用を足し終わったので、ちゃんと元の場所に戻って来たもよう。
そして、これが最後のお留守番時のやりとり。
弟に、ノアが永眠したと伝えたところ、「おもしろい猫だったね」と言われた。
本当に、最期までマイペースなオモシロ猫だった。
- 投稿タグ
- うちの猫
最近のコメント