「18歳までにオバケを見たりしなければ、一生見ることはない」というのは本当なんでしょうかね? (’’

私は18歳までに不思議な体験をしちゃったので、大人になっても見るかもっ><

と思っていたけれど、年を取ると感覚も鈍くなってきたのか、幸いにも最近は変な体験はしなくなりました ^-^

 

全て私の体験談ですが、今回は本当に怖かった話は書いてません。

・・・書くのも怖いから ーー;

 

今回は抑え目に、ちょっと怖かったかもというところまでの話です。

でも怖い話が超苦手な人は、読まない事をお勧めします ヾ(;´▽`A“

 

 

【田舎でのお盆体験】

私の記憶する最古の不思議な体験。

それは幼稚園に入るか入らないかの頃。

母の実家(新潟県長岡市)に遊びに行った時の事、時はちょうどお盆時期(8月)。(余談:東京のお盆って1ヶ月くらい早く7月なんですよ。帰省する人が多いから?)

母の実家の辺りは、その頃まだ街灯もなく。

その辺りの風習なのか定かではないけれど、お盆の時のお墓参りは暗くなってから行くらしく、提灯(!)を灯して田んぼの一本道を歩いてました。

2組に分かれて出発して、私と従姉妹と母達と4-5人で、徒歩10~15分くらい離れたところにある墓地を目指して歩いてました。

と、風もないのに提灯の火がフッと消えて・・・

真っ暗な中に取り残された私達でしたが、まだ恐怖心とかも理解出来ていないくらい

小さな子供でしたから、その「真っ暗」という状況にコーフンw

従姉妹と押し合いして遊んでたんですね。

 

で、押された時によろけて何かを踏みまして (’’

踏んだというかはまったというか・・・

その後、靴の中に水が入ったみたいにグチュグチュ歩くたびに音がして、靴下もぐっしょり濡れた感覚。

親に言ったら大人しくしていないから田んぼにはまったんだと叱られた ;;

 

その後後発組がやって来て、無事提灯に火を移してもらい皆でお墓参り。

家に帰るまでずーっとグチュグチュ靴を鳴らしながら帰りました。

子供とはいえ濡れた靴と靴下は気持ちの悪い物だったので、玄関で即靴も靴下も脱ごうとしたら・・・

 

濡れていたはずの(音までしていたのに)靴も靴下も全く濡れてなく、触っても湿ってもおらず、泥さえついてない (’’?

もちろん靴を履きなおしてみても、もう音もしない。

子供心に混乱し、母親に言っはみても、「夢でもみたんでしょ」。

結局なんだったのか、未だに謎です・・・

 

余談ながら、この地域では、「お盆でお墓参りした後、家に帰るまで後ろを振り返ってはいけない。振り返ると死んだ人がついて来る」と言われているのだそうで、母に言われて恐怖して、未だにそれが忘れられないw

余計に後ろが気になって、怖かったことを覚えてますw

 

 

【謎の声】

高校生の時、朝いつものように学校までの道のりを歩いていると、「XX(私の名前)~っ!」と後ろから大きな声がする。

あ、K(友人の名前)だ!こんな人の多い所で、でっかい声で名前呼ぶなよぉ ><

と思いつつ、その友人の姿を探したが、相当遠くに居るようで見えなかった。

走ってくるつもりかと思って、しばらくその場で待っていたら、当の本人Kが普通に「おはよ~」とか言いながらのんびり歩いてやってきた。

「ちょっとー、恥ずかしいじゃん、大きい声で呼ばないでよ」と言ったら、「へ?、私今XXが居るのに気がついたんだけど?」

・・・なんだったんだろう?

 

 

【光の玉】

私の実家は自営業をしてまして、その当時住んでいたのは1Fがお店、2Fが住居というところでした。すぐ横を山手線の線路が通り、夜中も貨物列車が通り騒音激しく。

ただそこに子供の時から住んでれば、本人にとっては子守唄みたいなもんですね。

住居とはいっても、当時は2部屋くらいしかない狭いスペースで、親がいつまでも男の子(弟)と女の子が一緒の部屋に居るのは良くないと言うもんで、そこから徒歩15分程の所に住んでいる祖父母の家の2Fに私の部屋が設けられ、そちらに私だけ寝泊りする事になりました。小学校4年生の頃の事。

 

初めての洋室、初めてのベッド、初めての1人寝、加えてあまりにも静かな環境で、落ち着かなかったせいでしょうか、ふと気がついたら窓(まだカーテンがない)に向かって、ベッドの上で正座して座ってましたw;

 

と、窓の右上の方から明るくなってくる。

「あぁ、もう朝かぁ・・・」

だんだんと明るくなってきます。

それに加えて、ゴーーーーーという音も・・・

あれ?なんだか音も大きくなって近づいてくるよ・・・

ふと時計を見ると、まだ午前2時 (’’

 

突然目の前をでっかい光の玉が窓の外、右上から左下に向かって猛スピードで落下。

その大きさは1mくらい(適当な感覚w)か?燃えるような真っ赤な火の玉みたいなそれは、すごいスピード轟音を立てて庭に落下していきました (゜ロ゜)

 

ゴーーーーーという音といい、飛行機が墜落してきたのかと思った私は、急いでベランダに出て庭を見てみることに。

庭で火災発生!?

そんなことになってたら大変だぁ o( ̄Д ̄o)(o ̄Д ̄)o

 

が、外は静かなまま、庭も異常なく・・・

もちろん穴とかも開いてなく・・・

 

 

【フランス人形】

この前の光の玉を見た頃に、この話と、この次の話と、立て続けで3つ体験しました。

 

代表委員会というものが小学校の時にありました。

代表委員会というのは各クラスの学級委員とか保健委員とか図書委員とかの委員長とかが集まってなにやら話をする委員会だったかと・・・

何を話していたのかは全く覚えてませんが、そういう委員会があったんです。

 

で、それは毎週じゃなかったと思うけど、月1回とか定期的に開催されてまして、その開催場所は、その委員会(というと偉そうw)を受け持つ先生の担任の教室だったりしました。

 

で、うちの小学校だけではないと思うのだけど、教室の中に教材入れみたいな、大人の胸の高さ程度の、ガラスの扉のついた棚みたいなのがありまして。

それが教壇の横、教室の扉を開けると正面に見える辺りにあるわけですね。

 

ある日、その中にフランス人形が入っているのに気がつきました。

色は忘れちゃったけど、黄色か青かピンク単色の、ピラピラしたドレスを着た人形。

それが棚の中の一番上の段に座って入っているんですね。

それが熊のぬいぐるみとかだったらそんなに気にならなかったのかと思うけど、ケースにでも入っているような人形が、そのまま棚に突っ込まれていたからか、日を追うごとに気になって気になって・・・

 

そもそも、私は人形というものが苦手です ーー;

 

別に髪がどんどん伸びてゆくとか、顔が変わっていくとか、そういうんじゃないけど、どうにも「異質」って感じがしたからでしょうか、その教室の前を通るだけで目に付いて、もう気になって気になって・・・

 

そのうちに、その人形と目が合うような気にさえなってくる始末 (⌒_⌒;

 

同級生にその話をしたら、その子は全く気がついていないようだったので、やっぱり気にしすぎかなと思ってしばらく過ごしました。

 

でも、気になる!

今度はその代表委員会の帰り、そのクラスの上級生と一緒に帰る機会があり、あの人形は何なのか?と聞いてみる。

が、「人形なんてあったっけ?」という回答。

皆はよほど気にならないらしい。

が、私は気になるんだ!

 

ある日、その委員会が終わって、そのクラスの先生が教壇に残っていたので、思い切って聞いてみることにしました。

「先生、どうしてこの教室に人形が置いてあるんですか?」

「人形?」

そこでその人形を指刺して、「あの人形です」

先生、そっちを見てから一言。

「この教室に、人形なんてないよ」

 

 

【まだ~】

それはとある日曜日、夜8時頃。

なぜ覚えているかというと、その頃に皆が見ていたドラマをやっていたから。

その日、私は実家の方に居てそのドラマを見ていて、CMの間にトイレに行きました。

うちの実家のトイレはお店のある1F。

 

と、トイレには先客が (’’

コンコンコンとノックしたら、コンコンコンとノックが返ってきた。

「XXX(弟の名前)?」と呼びかけたら、「そう」と返事。

(余談ながら、うちの弟はトイレが異様に長く、弟のトイレ待ちで新幹線に乗り遅れて母を激怒させた事もあったほど・・・)

「早くしてね」と釘をさして、しばし待つ。

 

が、いくら待っても出てこない (‐”‐;)

 

ドンドンドンとノックしながら、「まだ~?」と聞いてみたら、「まだ~」と返事。

「まだまだ!?」「まだまだ」「早くしてねっ」

 

で、またしばし待つものの、出てこない ヽ(#`Д´)ノ┌┛〃∩

ガンガンガンと扉を蹴って(←乱暴者w)、「早く出てこーい!」とやってると、

「XXX(私の名前)!何やってんの!」と2Fから母親の怒る声 ーー;

「だって、XXX(弟の名前)がトイレから出てこないんだもんー!」

「2Fでおとなしく待ってなさい!」

叱られた (、、

 

コツコツコツと静かにノックして、「まだまだ?」と聞くと「まだまだ」と返事。

仕方ないなぁ、と2Fに上がっていくと、TVをみながら父と母と弟が座ってる。

 

・・・ん?弟!? Σ(゚∀゚*)

 

「あれ?お前トイレ行ってなかった?」

「へ?僕ここにいたけど?」

なにぉ~!?

こういう時って、この時点でおかしいと思わないから不思議だw

騙したな~!と思った私であったw;

 

弟には騙されたと思ったので、今度は母に、

「今お母さん2Fから叫んだよね?うるさいから2Fに来いって」

「お母さん何にも言ってないよ」

これでも、2人グルになって騙していると思うから不思議だw

(注:別に我が家は騙し騙されが日常的な荒んだ家庭ではないです)

 

さすがに父なら騙す事はないだろうと今度は父に、

「この2人今いなかったでしょ、おとーさん?」と言うと、父が真顔で、「おまえ、本当に大丈夫か?」

 

・・・・・(絶句)

 

即効階段を下りてトイレへ。

我が家はそんなに大きな家ではないので、階段は1つしかありません。

果たしてトイレにまだ誰か居るのか!?

 

トイレは真っ暗で、扉が全開になってました !!!!(゚ロ゚ノ)ノ

 

 

【音楽室】

学校の音楽室。

学校の怪談とか、学校の七不思議ではおなじみの場所です。

が、うちの小学校では特にその手の話はなく(元墓場だったのに・・・)、ある日誰かが聞き込んできた話に、その場に居た皆は心を奪われたのです。

小学校6年生の時の話。

 

その話というのは、「音楽室の戸棚に小人がいて、戸棚に入っている楽器が鳴る」という物だったと記憶してます。

 

早速放課後5-6人で音楽室へ。

木琴等の大型楽器が入っている上に棚があり、そこが鳴るんだそうです。

で、皆で戸棚の扉に耳を当てて、「シーッ!」とか言いながら耳をすましていると、

 

ポーン

 

「ぎゃ~っ!」「きゃ~っ!」「わぁぁぁっ!」

皆が一斉に逃げようとしたら、内の一人が、

「ごめーん、俺~w」

下にあった木琴を叩いたらしい ーー;

 

あー、びっくりしたー ><

ということで、再度耳をすますと・・・

 

コツコツコツ

 

「ぎゃ~っ!」「きゃ~っ!」「わぁぁぁっ!」

皆が一斉に逃げようとしたら、内の一人が、

「ごめーんw」

戸棚の下側を爪でカツカツ叩いたんだって ーー;

 

で、今度はそういう不届き者対策の為に、全員手は体の外に出して見えるようにして、戸棚に耳を当ててみました。

多分、誰もが本当に楽器が鳴ると思ってなかったと思います。

そんなに長い時間耳を当てていた訳じゃないんですが、突然ドラムロールが!!!

 

Σヾ(;☆ω☆)ノ

うぎゃあ~っ><ノ

 

一目散に音楽室を飛び出して、教室に逃げ込みました。

誰かが、あれは何なんだ!? と言い出して、すぐに音楽室へ戻ってきまして。

もしかしたらボールか何かが落っこちて(有り得ないけど・・・)、小太鼓の上でバウンドしたんじゃないか!? と・・・

 

おっかなびっくり扉を開けたら、そこには案の定小太鼓。

でも、ボールも、バチも置いてませんでした (*゚ロ゚)

 

あの見事なドラムロールはなんだったんでしょうか・・・

 

 

【混線】

中学3年生。長電話が大好きなお年頃。

その日も友人と長話をしてました。

 

と、微かに電話の向こうから、ピピピピピピ・・・という音が。

目覚まし時計が鳴った時、まだ夢の中で聞いている。って感じのトーンでしょうか。

 

「あれ~、何か音しない?」

「え~、こっちは別にー。混線かな?」

 

話をしていても、その音が気になります。

ピピピピピピ・・・という音は、大きくなったり小さくなったりしながら、だんだん近づいてくる感じでした。そのうち友人の声も聞き取り辛くなるほどに。

 

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ

 

それまで音量が大きくなったり小さくなっていたのに、最後に大きな音で長くなり、その音は止まったのですが・・・

 

アハハハハ、アハハハハ、アハハハハ・・・

 

と、今度はお風呂場の中で笑っている女の子の声。

「なんか今度は笑ってるよー。」

「えー、なんだろう?何かしゃべってるんじゃないの?」

「ただずーっと笑ってる・・・」

 

バイバーイ

 

その女の子がはっきり(といっても、お風呂場で話しているみたいな反響した声で)一言言ったら、またピピピピピ・・・が始まって、大きくなったり小さくなったりしながら、だんだんと音が遠ざかっていって、最後には消えました。

 

そんな事もスッカリ忘れたその約1年後。

その当時日記をつけていた私が日記を読み返した時にゾッとしました。

その日記には、

『その女の子の声が玉ちゃんに似ていた。バイバイという言葉が気になる』

と書いてありました。

 

中学校3年の時、親友だった玉ちゃんは、その混線の1年後に若くして胃がんで

この世を去っていたんです・・・

 

 

【おじいちゃん】

20歳くらいの時の話。

前述の様に東京では7月にお盆をやります。

ちょうど入り盆辺りの頃でした。

実家(中学生の時、別に住居を購入したのでお店とは別です)のダイニングで夜中一人テレビを見ていました。

ダイニングの隣(ダイニングの正面)には応接間があり、その隣には(ダイニングから見ると応接間の右隣に客間があります。

その時ちょうど応接間の方を向いていた私は、目の錯覚かもしれませんが、一瞬和室(仏壇あり)から応接間に横断する透き通った人を見ました。

ほんの一瞬。

 

ステテコ姿の祖父だったと思います ーー;

 

随分とくつろいだ格好で戻ってきたのね、お爺ちゃん (´-ω-`;)ゞ