2日目。雪は小降りになっていました。
この日は午後からスノーシューをするので、お天気が気になりますね。
朝食は8:30。でも早く目が覚めちゃったので朝風呂へ行きました。
単純泉だからなのか、温泉の濃度があまり高くないからなのか、はたまた温泉の温度が低めだからなのかは分かりませんが、温泉自体はあまり温まりません ^^;
でも、気がついたらお肌はつるつる。温泉効果はちゃんと出ているんですね☆
朝風呂はちょっと遅めの時間だったからか空いていて、本なんかをお風呂の中で読んでみました。短編1本読む時間入っていたら、やっとうっすら汗が出る位まで温まれました。
お風呂から出たら朝食です。↓こちらが朝食のメニュー。
朝食につきものの納豆がありません。大阪出身のツレは納豆が苦手なので喜んでますが・・・
ご飯は土間のかまどで炊いたそうです。
炊きたては粘りが少ないのか、箸で持った感覚が軽かったのに感動です!
鰺の干物は、干物と思えないくらいふっくらしていて、しかも身の上側と下側で味付けを変えてくれています。上半分は普通に塩。下半分は山椒で漬けてあるそうです。ツレは山椒の干物がいたく気に入った様子でした。
10:30にチェックアウト。
チェックアウト時に夕食時に撮影してくれた写真を貼った手作り和紙のカードをくれました。
あと、てるてる坊主も。
かわいいね (〃^∇^)
ここまで色々書きましたが、「星野リゾート 界 アルプス」は良いお宿だとは思います。
ただ、あれだけもてはやされて人気のある「星野リゾート」ですから、私の方も勝手に期待をしちゃうわけで・・・
ツレは満足だったようですが、私は若干不満がありました。特に設備!
ロビーとか、食事処とかの皆が使う場所に関しては問題ありません。特にトラベルライブラリーはきれいだし、何より暖かい(室温が)!
それに比べて、一番くつろぎたい場所である客室がねぇ・・・
ただ、この問題も近々解決しそうです。というのは、今年の3/31を以て、一旦閉館するらしいです。そして建物を取り壊して、新たに建て直すのだそう。今後が楽しみですね ^-^b
建て直しても、土間は残して欲しいなぁ (’’
スノーシューはガイドツアーに申し込んでいます。時間は13時からなので、軽~く食事をしてから向かうことになりました。
食事場所は、トラベルライブラリーに置いてあったガイドブックで見つけた、ツアー集合場所にほど近い、「おひょっくり」という郷土料理がウリのお店です。
【おひょっくり八方本店】
←車で来た場合は、お店の前にある大きな駐車場の一角に専用駐車場が有るので、そちらを利用することができます。
→「おひょっくり」というのは、白馬の郷土料理らしいです。
分かりやすく言うと、具だくさんな味噌味のすいとん。
←お店の真ん中で調理されるのかな?
私達が注文した分は、少なくともここで調理されてました。
→こちらが出てきたおひょっくり。
大きめのお椀に入っています。
具は、ニンジン、大根、里芋、鶏肉、きのこ等。
すいとんは2個しか入ってない Σ(゚∀゚*)
朝食からさほど時間も経っていなかったので、注文したのはおひょっくり単品530円也。
けっこう各地で似たような郷土料理は食べたことありますが、こんなに量が少ないところは初めてw
店舗名が「おひょっくり」なのに、おにぎりとか他の物とセットにしないと、普通に食事として食べる分には全く足りませんね・・・
味は美味しいので不満はありません。
ただ、「ほうとうとすいとんの間」とかガイドブックにも書いてあったので、それなりにメインになるような量を想像してました。この量だと汁物ですね ^^;
さて、食事も済ませたので、いよいよ2日目のメインイベントです!
今回、スノーシューのツアーでお世話になるのは、エバーグリーンアウトドアセンターです。(http://www.evergreen-hakuba.com/jp/)
白馬地区でウインターシーズンのみならず、色々なアウトドアスポーツのツアーを開催しています。ツアーによって集合する場所が異なります。私達が参加するスノーシューツアーは、和田野ベース↓で集合です。
ツアーデスクにショップ(私達が行った時は完全にウィンタースポーツの専門店って感じ)が併設されている、というか、ショップの片隅にツアーデスクがあるというか・・・
受付で、今日は何人参加するのか聞いたところ、「全部で6人です。小さいお子さんもいますよ」と言われてちょっとホッとしました。小さいお子さんだったら、そんなにハードな事にはなるまい ^^
「で、今回はガイドが2名同行します。1人はジョジョ。」
へ? じょじょ? ∑(=゚ω゚=;)
「ジョジョは日本語も英語もフランス語も大丈夫なので安心してくださいね」
ガイドさん、日本人じゃ無いんだw
とりあえず、スキーパンツに履き替えようとトイレの方に行ったら、女性とすれ違いました。で、いきなり英語で「どうしたの?どこへ行きたいの?」って。
ここって、公用語は英語!? Σ(-`Д´-ノ;)ノ?!
今回のツアーのもう一人のガイドさんは、ボブさん。
他に参加するの4人のお客さんも外国人。(タスマニアから来たそうです)
白馬は外国人のスキー客が多いとは聞いていたけれど、まさか日本人は私達だけとはw;
車で10分程移動して、スノーシューの出発地点まで移動。
ちなみにスノーシューとは、西洋版のかんじきです。なので、スキー靴とかじゃなくて、スノーブーツに装着します。
スキー板とかと違って、簡単に着脱出来るビンディングなどは無いので、3点にあるゴムベルトで固定します。これが慣れないとなかなか装着できません。特にかかと部分 ^^;
そうして、脇道で苦労しながらスノーシューを装着していたら、小型の除雪機(?)を押しながら、この近くに住んでいるらしいおじさん登場。道路から自宅までの道のりを除雪しているらしいのですが、外国人の集団だからと思ったのか、無言で雪煙をまき散らしながら突進してきます。
おかげで、まだ何もしていないというのに、フードをかぶる間もなかった私は頭からビッショリ ーー;
ひどいよぉ (ノД`)・゜・。
細い道なので、除雪機のおじさんを先頭にして歩き出しました。
それにしても、ツアーの受付の人が言っていた「小さな子供」って誰のことでしょう?
一番見た目が若そうなのは、ヒゲを生やした青年だし・・・ 謎です (’’
誰もまだ足を踏み入れていない、ふかふかの雪の上。
スノーシューは大股気味で歩く必要はありますが、足が板に固定されないので普通の靴を履いているのに近い感覚で歩けるのが良いですね。何より普通の靴だと埋まってしまって歩けないような雪の上を歩けるのはすっごく楽しい O(≧∇≦)O
スノーシューは、スキーとはまた全然違う、風景をゆっくり見ながらのんびり楽しめるアクティビティです。とはいえ、ウインタースポーツなので、思ったよりも疲れますよ。普段使わない足の付け根とか太ももの前とか横とか、だんだんと痛くなってきます。
結構な斜度でも、足踏みするように歩いて降りることが出来ます。この次に降りた人はゴロンゴロン転がっていきましたが ∑(O_O;)
転んでも新雪だから痛くないし、何よりもガイドさんが安全なルートを示してくれるので安心です。私から見ればどこもかしこも雪で覆われた安全そうな地形でも、隠れて沢があったり、岩があったりしますからね・・・
スノーシューの魅力、それは初心者が平地を歩くだけじゃ無く、多少急な斜面でも登ったり下ったりが比較的簡単に出来てしまうこと。↑の写真、けっこうな斜面の山(丘?)なんですよねぇ・・・。大きさが比較できるように人とかが入らないと、サッパリ伝わりませんね ーー;
一山越えて休憩~な風景↑。
ガイドさんは飲み物の用意をしてくれていました。もう喉がカラカラ・・・
紅茶、日本茶、コーヒー、ココアの4種類から選べます。紅茶と日本茶はティーバッグなんですが、コーヒーはインスタントじゃなくてフィルターで入れる本格的なもの。こだわってるなぁ (*゚0゚)
休憩中の話題はガイドさん達のスノーシューについて。話している内容は分かるんだけど、話に入っていくのはちょっと躊躇しちゃう。こんなんだから英語が上達出来ないんだなぁ (=_=ミ
このツアー、危ないから行ってはいけない場所についてはアドバイスしてくれますが、あとは自由に歩かせてくれます。
この自由さ、けっこう新鮮 ヽ(*´∀`)ノ
他のツアー参加の皆さんが所々で立ち止まって写真を撮っていますが、その対象もまた新鮮。
花だか葉っぱだかに積もった雪とか、郵便配達員とか (”
動物は特に見られませんでしたが、1羽だけ見た鳥に大騒ぎでした。珍しい鳥だったのかな? ^^;
ところで、ツアー開始直前に気がついたんですが、私のスキー用手袋がかなりヘタってまして・・・
←指先とか掌部分は問題ないんですけど、その他のゴムっぽいものでコーティングされている箇所が触るとポロポロ剥がれるようになってました (、、
スキー、最後に行ったのって、何年前だっけ? って程前だからか?
→スノーシューが終わってからもう一度見てみたら、きれ~いに剥がれてましたw
まるでパックを剥がした後のように。
歩きながらばらまいちゃったんですね orz
ツアーが終わってショップに戻ったら、他のツアーとかに行っていたらしいお客さん達で混雑していました。
やっぱりここでも、日本人は私達だけ (=゚ω゚=;)
帰り道、車の中から見た白馬の町も、外国人ばかり歩いてました。
それにしても薄着ですねぇ・・・、この寒さなのにスウェットだけとかアリエナ~イ Σ(*゚Д`;)
帰り道、お昼を軽~くしか取っていなかったので、激しくお腹が空いてます。
もう17時近かったので、お店を探して白馬をウロウロしていたら、東京に帰るのが遅くなってしまう。
なので、また中央道のサービスエリアとかで食事を取ることにしました。
【梓川サービスエリア (上り) レストラン梓川】
すんきとうじ蕎麦 1600円也。これで1人前。けっこうなボリュームですが、ツレも私もともかくお腹ペコペコペコペコ・・・で。最後まできれいに食べてしまったw
キノコが良い味を出していて、とっても美味しかったです! (●´艸`)
このメニューは、「SA・PAメニューコンテスト全国大会」で、審査委員特別賞を受賞したそうですよ。(詳しくは、http://www.w-holdings.co.jp/news/archives/sapa-11.html)
「すんき」は手前にある漬け物。すんき漬のことです。
↑こちら食べ方。
とうじ蕎麦は信州の郷土料理で、界 アルプスでも事前予約が必要な特別料理(夕食に追加)として用意されていました。ただ、食べきれないかなと思って予約せず、一度は食べてみたいと思いつつ諦めていたメニュー。最後に食べられて良かった♪
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