ベトナムで使用されている通貨は、ベトナムドン(VND)。
種類は紙幣12種類、硬貨5種類と多いです。が、まず硬貨はお見かけする機会はありません。
従って、旅行中はともかくお札でのやりとりとなります。
ここでは、私がベトナムで体験した範囲で、ベトナムのお金に関するお話を書きます。
あくまでも体験ベースになるので、ベトナム全体としては、実際とは違うところもあるのかも・・・?
【紙幣】
紙幣は100VNDから有るようですが、旅行中にお目にかかったのは、
① 1,000 VND
② 2,000 VND
③ 5,000 VND
④ 10,000 VND
⑤ 20,000 VND
⑥ 50,000 VND
⑦ 100,000 VND
⑧ 200,000 VND の8種類でした。
私は1万円ずつ両替していたのでこんな感じでしたが、もっと多額の両替をしていたら、この上の単位のお札ともお目にかかれるのかもしれません。
①~③のお札は、良くある普通の紙のお札です。なので皺くちゃどころか破れている物もあったりします。
また破損が激しいお金は取り扱ってくれないと書いてあった物もありましたので、注意が必要かもしれません。
ちなみに、私の手元には端が2~3cm程破れていたお札が回ってきたのですが、これはちゃんと使えました。
インドネシア等では、金額を読むのも厳しい、まるで使い古したカーボン紙の様になっているお札もありましたが、普通に使われていたので、ベトナムはちょっと厳しいのかも?(というかインドネシアがいい加減か?w)
④~⑧のお札は、普通の紙ではなくて、プラスチック加工してある紙幣です。
オーストラリアとかのお札と一緒かな?
これは破れにくく、汚れにくいという利点がある一方で、小さく折り曲げたくてもすぐに広がってくるので、実際に使う側からすると使いにくいところはあります。
【支払】
桁が違うお札を使うという事が、こんなに大変な事だとは思いませんでした orz
そもそも、0の桁が多すぎてピンとこない ^^;
同じ桁毎に、金額の大きさ毎にと、お札を並べ変えつつ工夫をしていってみましたが、なかなかスムーズにお金を払う事が出来ませんでした。
おつりには注意が必要です。
出来るだけ所持するお札の種類を少なくしたいと、小さい額のお札を減らすべく、日本で支払うのと同じような支払い方(例:550円の支払いに1050円を出 して500円のおつりを受け取る)をすると、小さい額のお金は(わざと?)無視されたりします。
今回の旅行5日間の間でも、おつり間違いは何回か経験した ので、ちょっと複雑な払い方をするのはやめた方が無難です。
ウッカリなのかチャッカリなのか分りませんが、指摘すると戻ってきます。
タクシーに乗る際も注意が必要です。
白タク云々の話では無く、タクシーの運転手さんは、あまりお金を所持していないようで、こちらは大きいお札だとお釣りが無かったりします。
また100VND単位のお釣りになる場合は、お釣りがないから・・・と貰えない場合も ^^;
(*100VND=約5円)
実際、タクシーに乗る度に、運転手さん達はお釣りを探しまくってました。
これでよく日々の営業が出来ているものだと感心しましたw
【クレジットカード】
クレジットカードは、一部のお店で使えない・・・のではなくて、一部のお店でしか使えないと思った方が良いかも。
フュージョンマイアでは普通に使えます。特に別途手数料等も取られません。
でも、ダナンで使えると思っていたお店で使えなかったりという事もありました。
最近は改善命令が出たとかいう話もありますが、空港の免税店ではわざと電源を抜いてクレジットカードを使えない様にしていた、なんて話があったりしますので、欧米への旅行と同じ感覚で現金を持ち歩かないと、困った目にあうかも知れません。
【両替】
両替が出来るのは、空港やホテル、それに銀行です。
町中に両替屋等は無いようです。
銀行であっても、全ての銀行で両替が出来る訳では無く、ある程度大きい銀行でないと対応してもらえないようです。
また、銀行によって営業時間も様々で、行ってみたら長いお昼休みに入った直後だった・・・という事もありました。
クレジットカードが使えない事も考慮して、お金を使う予定がある場合には、余裕を持って両替をしておくと慌てずに済みます。
私がベトナムで両替したのは2回。参考までに1万円を両替していくらになったか書いておきます。
9/7 空港にて 10,000円 → 2,090,000VND
9/9 銀行にて 10,000円 → 2,107,000VND
このブログでは、9/7のレートで統一して換算していきます。
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