フュージョンマイアには、フュージョンスパというスパが有ります。

このホテルは、スパ・オールインクルーシブというシステムを取っていて、ホテルに宿泊している人は1日2コマ分のスパを受ける事が約束されています。

 

 

 

【スパメニューの予約】

◎事前予約(ホテル到着前)

最初に受ける2コマの予約は、Emailで旅行出発前に予約する事が出来ます。

  Email: spabooking-dn@fusion-resorts.com

必ずやってくれるとは限りませんが、旅行代理店経由でホテルの予約をしている場合は、その旅行代理店にお願いすると対応してくれたりもします。

私は旅行代理店にお願いしました。

 

予約する単位をここでは「コマ」とさせてもらいます。

基本は1コマ=1メニューです。

ただし、フュージョンフィーリングというメニューのみ、2コマ分の枠を消費されます。

 

ただし、最初の2コマの事前予約の場合、初日到着後に1メニュー(フュージョンフィーリング以外)、翌日はフュージョンフィーリングという予約(実質3コマ分)は可能となります。

 

 

◎翌日分予約(ホテル到着後)

予約したその日のメニューを全て消化後に、翌日の2コマ分の予約が可能となります。

予約は、専用の予約ルームで行われ、予約が取れるとレシートが発行されます。

予約当日は、このレシートを持って行くようにするとスムーズです。

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↑実際のレシート。日時やコース等が書かれています。
2人一緒に同時刻、同メニューで予約すると、2人分がまとまって1枚のレシートで渡されます。
予約当日は、必ず受付に提示するものでは有りませんが、なぜか予約情報が受付側で確認出来ない事がよくあり、何度かレシートの提出を求められました。

 

◎同日中の3コマ目からの予約

当日2コマ受け終わった後に、空きが有れば更に追加で受ける事が出来ます。

追加料金は無い様です。

私は受けなかったので、具体的には説明出来ません。

多分、予約ルームで相談する事になるのでしょう。

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↑日本語メニューは、受付や予約ルームに置いてあります。

 

 

 

【スパの施設】

スパの入口をくぐるとフロントです。こちらで受付を行います。

入口を背にして、正面が受付。右手後ろの部屋がスパショップ。

左手後ろの部屋が予約ルーム。

スパショップ側の通路を進むと、女性用の更衣室。

予約ルーム側の通路を進むと、男性用の更衣室となります。

 

施術室は個室です。

私達は毎回同じメニューで同じ時間に受けていたので、全ての部屋が同様かは不明ですが、私達が施術されたのは全て2人一緒に対応出来るようなお部屋でした。

選択したメニューによって、案内される部屋は変わります。

受付の後ろはプールです。メインプールよりも小さめの様なのですが、スパのプールは滝の様に上から水が落ちてくる場所があったりして、ちょっと凝っています。

プールの更に奥には、ミストサウナとドライサウナが有りました。

サウナだけ利用の際は、受付にその旨を伝えると、着替えのバスローブや紙パンツを渡してもらえます。が、水風呂は無いので、水着着用で行ってバスローブだけを借りて、サウナの後はプールに入るのが良いと思います。

部屋から、部屋に置いてあるバスローブを着て行く人もいましたので、部屋用のバスローブが濡れても構わないという人はそれでも良いかと思います。

 

 

 

【スパの流れ】

①受付で部屋番号と名前を告げます。初回のみカルテの作成を行います。

カルテはタブレット型端末に打ち込む形態です。

全て英語で記載されていますが、同じ意味の日本語版の用紙も一緒に渡されて、そちらを見ながら回答するようにと言われます。

このカルテは最後まで利用されるので、特に念入りにして欲しい個所は、初日に疲れている個所だけではなくて、日常で疲れやすいところも意識して答えると良いでしょう。

受付の横にスパのメニューが3種類程置いてあります。

日本語版もあるので貰っておくと便利です。

 

②受付後は、フロントのイスに座って待ちます。

おしぼりと、何か入った謎の水が持ってこられます。

大抵、受付が済むとあまり待つことも無いので、せいぜい一口二口飲む程度しか時間はありません。

 

③受付の人から担当セラピストを紹介されます。

この後は、担当セラピストに更衣室に案内されて、使用するロッカーを指示されます。

この時に、受けるメニューに沿った着替えを渡されます。

明らかに間違った着替えを渡されたら、メニューが間違えられている可能性があるので、着替える前に担当スタッフや受付に確認すると 良いと思います。

実際私も1度間違えられて、変だなぁ・・・と思いながら着替えたものの、やはり予定を間違えていた為、再度着替え直させられたりして面倒でしたし、たぶんそのロス分の時間も考慮されなかった事でしょう。

予定時間を過ぎて施術する事はまず無いので、その分実際の施術時間が短くなってしまいます。

 

④施術される部屋に案内されて、施術を受けるます。

着替えが終って更衣室を出ると、かならず担当のスタッフが待っています。

その人について行くので迷う事はまず無いでしょう(双方相手を間違えて認識しなければ・・・)。

 

⑤施術終了後、更衣室まで送ってもらいます。

送ってもらう時に、お茶を飲むかどうか聞かれます。

飲むと答えた場合は、着替え後にフロントのイスに座って待っているとお茶が出てきます。

ここでは急かされないので、ゆっくりお茶を飲むことが出来ます。

また、選択した内容に寄ってかもしれませんが、アンケートに回答するように言われる場合もあります。

初回の時と同じように、タプレット型端末を使用してアンケートに回答します。

 

⑥次回の予約をします。

お茶を飲み終わったら予約ルームに行って次回の予約を入れます。

レシートが発行されますので、次回までしっかり保管しておいてください。

 

 

 

【セラピスト】

受付、予約、ショップ担当のスタッフは英語が話せます。

それ以外のセラピストは、さほど英語は話せない感じでした。

必要最低限の決まった指示等(後ろ向いてとか)等は英語で行われるので問題はありませんが。

 

ネットのクチコミでは、施術中のおしゃべりが多いとか、あまり上手出はないとかありましたが、これについては現在かなり改善されています。

トリートメント後に アンケートを取られたという話も読んだので、常に意識して改善しているのでしょう。

私達は2人で受けたので、常に2人のセラピストがいた訳ですが、多少セ ラピスト同士で言葉を交わす事はあったけれど、ずーっとお喋りをしている事は全くなく、非常に静かでした。

 

クチコミでは、マッサージが弱すぎるというのも沢山読みましたが、「マッサージの強さ=普通」とカルテに書いて、もみ方が弱いと感じた事は有りませんでした。

逆に痛い場合は有りました ^^;

これも改善された結果でしょうか?

マッサージされながら、眠りたいと考えている場合は、マッサージの強さは「弱め」と回答すると良いです。

 

マッサージは下手ではありませんが、平均して中の上くらいかも?

あまり期待し過ぎないでください ^^;

特に不満を感じる事はありませんでしたが、私はトリートメント中に思わず寝ちゃった・・・みたいな気持ち良さまでは殆ど至らず。

ツレは毎回寝ていた様ですがw

同じトリートメントコースを受けても、人によってやりかたも違ったりするので、個人差もかなり有るのかもしれません。

あと、うつぶせ寝の時の頭の位置がどうにも安定しません。

普通に顔を出す位置に穴が空いているのですが、おでこと顎の辺りにタオルが有るのはいいものの、そのせいで左右の頬が浮いてしまう感じになるので、ちょっと首に力が入ってしまうからかもしれません ^^;

 

 

 

【実際に受けてみた】

どんなコースがあるのか、実際にメニューのページを掲載します。

コースの内容や、時間や注意点等、こちらに詳しく書かれているので、部屋に戻ってからゆっくり次回予約するコースを検討すると良いです。

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以下、実際の感想等の前に色違いで書いてあるのは、パンフレットに書かれた説明文(?)です。

フュージョンフィーリング 90分
私 たちのシグネチャーマッサージは、ご自分をご自身の自然な状態に戻す、そして癒し効果を与えることでしょう。セラピストは、フュージョンテクニックを用い、それぞれのゲストの状態に合ったトリートメントを提供いたします。活力を与えるようにデザインされたコンセプトは、私たちの全ての理念に通じておりま す。繋がりを助長し、健康を促進し、暖かさと平穏な精神をもたらします。
(セラピーの効果を最大限とするためには、このトリートメントは他のセラピーとの組み合わせをされないことをお薦めします。こちらのトリートメントの後には、メディテーションをされることをお薦めします。)

2日目に、このトリートメント(&瞑想)を受けました。

前日予約確認した際も、当日受付した際も、くどいほどに「これはマッサージではありませんが、本当にこれで良いか?」と確認されます。

パンフレットにはマッサージセラピーの項目のトップに入っているのですがねw

たぶん、そのせいで「マッサージじゃなかった!」というクレームも多いのでしょう。

英語版のパンフレットをちょっと見た時、こちらのコースは120分となっていました。

上記解説によると、メディエーション(瞑想)と組み合すのをお薦めするとありますが、こちらは選択の余地なく+30分付いてきます

さて、実際にどんな事をしたかというと、最初にわしわしと頭を揉まれます。

特にツボ等を意識した揉み方ではなくて、頭皮をこするような感じです。

けっこうな時間わしわしされていると、かなりリラックスしてきます。

その後は、化粧筆のようなもの(見えなかったので正確には分りません)で全身なでられます。

’気’を流すとかそんな感じ?これはちょっとくすぐったい場所も あるけれど、なかなか気持ちが良かったです。

このスパで、思わず眠ってしまった最初で最後の経験がこのトリートメントでした。

ここまでは、良かったのです・・・

この後は瞑想に入るのですが、特に声もかけられずに終わってしまって、そのまま放置状態で30分。

空調のせいかやたらと寒いし、トイレは行きたいしで、私には辛い時間でした ;-;

バスタオル1枚かけられたままで放置は寒いです。

ベッドはヒーター入っているので背中側は寒くないですが、お腹が冷えて冷えて辛かったです。

 

ナチュラルリビングマッサージ 50分
この東洋の癒しとホリスティックアロマセラピーのフュージョンは、7つのシグネチャーエッセンシャルオイルを個々のお客様の状態に合わせて調合し、元気を取り戻す作用がございます。

4日目にフェイシャルと合わせて受けました。

最初に足湯からスタートです。

特にゆっくり浸かる訳ではないので、足湯というよりも足を洗われるって感じかもしれません。

マッサージされる個所は、手足と背中。

セラピストに寄るのかもしれませんが、全体にザッとマッサージされたという印象がなきにしもあらず。

マッサージの種類的には、リンパドレナージュに近いのかも。

強めの力で流す感じです。

 

アップリフティング ウォームプレッシャーマッサージ 50分
心地よい暖かいココナツオイルを使ったこのトリートメントは、アーユルベーダとスエーデン式テクニックのフュージョンで、筋肉をゆるめ、循環機能を高め、そしてストレスを解消します。

初日到着後はこれだけを、3日目にはスクラブと一緒に受けました。

足の先から手の先まで、背中もお腹もマッサージしてくれます。

今まで受けてきたアロママッサージに一番近いのがコレでした。

ただ、暖かいオイルを使ったアーユルベーダを期待したのですが、オイルはそこまで暖かくは感じず。せいぜい人肌って感じでした ーー;

なので、初日にこれを受けたとは思わず(かなり前に予約していたのでマッサージの名前を忘れていた)、ナチュラルリビングを受けたものだと勘違いしていましたw

 

ボディースクラブ 45分
まるでお肌への若返りの泉。このセラピーは乾燥した竹、繊維、緑茶またはジャスミンのつぼみ等をブレンドしたアロマセラピーを用い、古い角質を取り除き、お肌のターンオーバーを活性化させます。

3日目に、ウォームプレッシャーマッサージの前に受けました。

施術前に、竹・緑茶・ジャスミンの中から好きな物を1つ選びます。

私はジャスミンを選択しました。

’スクラブ’という事なので、ザラザラしたクリーム状の物を使うのだと思っていたのですが、全く違っていました。

仕上がりはサッパリよりもしっとりした感じです。

これだったらフローラルポーリッシュの方にすれば良かったなと、ちょっと後悔しました (´・д・`)

 

アロマセラピーフェイシャル(ノーマルスキン) 50分
ど んなに健康なお肌でも、TLC(こころ優しく愛のあるケア)が必要です。このフェイシャルトリートメントは、10種類の植物の抽出液と抗酸化剤を使用し、 お肌を芯から瑞々しく整え、そして栄養を与えます。血液の循環が良くなるので、デトックス効果や、お肌を明るくし、お肌のターンオーバーを整え、スムース なトーンに整えます。

4日目にナチュラルリビングマッサージの後に受けました。

このフェイシャルは、最後に受けたんですけど印象が無いんですよねぇ・・・ ♪~( ̄ε ̄;)

顔のツボを押さえるというよりも、流す感じのマッサージだった気がします。

あと、これも最後に、頭をわしわしとこすられました。

 

 

なぜか、首やデコルテはノータッチでした。

デコルテに関しては、ボディーマッサージでも、フェイシャルマッサージでも触られる個所なだけに、ここまで無視されるのも不思議に感じました。

セラピストに関しては、上手下手というよりも、気遣いがもうひとつ足りない・・・って気がします。

これも人によりますが。