フュージョンマイアからタクシーで5分程で、お勧めされた 3 Mien に到着しました。

 

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↑周りが真っ暗なので非常に明るく感じる看板w
いや、看板というよりも屋根かもしれない・・・

うはっ、扉がないw

屋根と、三方の壁しかないよw

う~ん、いいね、いいね、この感じ♪

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↑入口には水の入ったタライやら箱やらがいっぱい。
それぞれに海の幸がいて、私達からの指名を待ってます ^m^

 

メニューが持って来られたので、まずはビールを注文することにしました。なんだか沢山ビールの銘柄がならんです。

でも金額は、VNDとしか書かれていません (’’;

まぁ、ビールなら高くてもたかが知れているだろうと、まだ飲んだことないビールを指さして注文してみると・・・

 

あれれ?なんか困ってる? ^^;

どうやら、売り切れ?

じゃあ、こっちはどうでしょう?と、別のビールを指さしてみると、あれれ、またなんか首をプルプル振ってるw

結局、指を動かし続けて、ようやくニッコリ笑ったのは最初に書いてあるビールでした。

どうやら、これしか無いようです (´ヘ`;)

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↑唯一オーダー可能っぽいビール。
なんと、グラスに氷が入れられてた ∑(〇Д◎ノ)ノ

 

さて、料理の注文。

一応メニューにはベトナム語の他に英語も書いてありますが、なにせメニューの数が多いので、いちいち分らない単語を調べるのも大変。(WiFi無いからスマホでは辞書も引けなかった)

それなら入口に置いてある水槽から直に選びたいです。

困ったことに、このお店では英語は全く通じません ^^;

困っていると、その様子を見ていたお店の人が、僕に任せて ^^b ってな感じで何かを持って来ました。

私達に差し出されたのは、中国語のメニュー orz

中国人じゃないですよー、って言ったのも、理解されたのかどうか・・・ ^^;

 

もう、こっちは日本語で話します(どうせ英語も通じないしw)、そしてむこうはベトナム語。

共通の言葉は、ボディーランゲージのみ!・・・と、あとはイマイチ役に立たない「ベトナムめし楽食大図鑑」という本。(この本は、ハノイやホーチミンなど、南北ベトナムの料理は詳しく載ってるのですが、中部ベトナム料理の記述がほぼ無かった;;)

 

それでも、まぁなんとか通じるもんで、シーフードを選ぶべくタライが沢山置いてある所に行きました。

なぜか店の中からも他の店員さんが出てきて、7人位でワイワイと大移動w

 

ベトナムは美味しいシーフードが色々有るようで、ネットやら本やらで「xxxが美味しいので是非食べて!」というのを沢山見ました。

見る度にxxxが違う種類なので、それを全て食べることはまず無理~w

そこで、日本ではなかなか食べる機会が無い物等を優先して注文したいと思います。

 

マッドクラブ食べたい!でも「カニ」も「クラブ」も通じない ーー;

だから、本の写真を見せてみたところ、バッチリ通じました!

でも、マッドクラブは無かったようで、渡り蟹の一種のGheというカニになりました。

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↑このカニかい?あのカニかい?何杯いる?
みたいなことを言っていたのではないかと思われる。

 

カニを選んでくれる店員さんとは別の店員さんが、私達に金額を書いたメモを見せて、「OK?」と聞いてきます。

「OK」は通じることが分りました!

思った程安くないなぁ・・・と感じましたが、後々それは「1kgあたりの値段」だと判明し、胸を撫でおろしました (´`)=3

 

シャコが美味しいと事前にネットで見ていて、シャコが有ったら絶対注文しよう!と思ってました。

子供の頃はよくシャコが食卓に上っていたんだけど、最近うちの方では、寿司屋以外ではなかなかお目にかかれなくなってきましたし。

今回はラッキーな事にシャコが泳いでいたので、これも注文。

けっこう1匹が大きいので、「4匹ちょうだい」と指を4本出しました。

これも1kgあたりの値段を提示されて、「OK!」と4本指出して、ちょっとよそ見していたら、ザルに山盛りのシャコが運ばれていく。

 

ちょっ、ちょっと待って~っ!!! (゚ロ゚屮)屮

 

慌てて追いかけて止めました。

400gじゃないの、4匹なのっ (´ヘ`;)

 

こんなのドーダー!って感じで、腕の長さほどもあるどでかい貝を薦めてみたり、食材選びだけでもかなり楽しかったです。

言葉じゃないんだ、ハートだね。

なんて臭いセリフを吐きたくなりますw

 

 

ここでは、素材を選ぶだけではなくて、調理法も指定しないといけません。

むふふ。本にフセンを張っておいたもんね ^~^

[炒める]を指さして、本を見せました。

 

おーっ (*゚0゚)

っと、歓声をあげるお店の人達w

「サーオ(炒めるのベトナム語)」「サーオ」「サーオ」と、お店の中で大合唱 Σ(゜ロ゜;)!!

調理法を指示するだけで、こんなに大騒ぎになるとは思いもしませんでしたw

 

カニも炒めてもらおうと思ったのですが、カニに関しては首を振られて、「蒸す」というところを指さして、蒸した方が良いと教えてくれました。

 

皆で大騒ぎしながら、注文をなんとか完了。

かなり雨が降っていた為か、他にお客がいなかったおかげでしょうか。

雨も良いもんだなと、この時思いました。

 

 

さて、次々と注文した料理が運ばれてまいりました。

一番手はシャコです!

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↑山盛りのニンニクと一緒に炒められた立派なシャコ。

さーて、これはどう食べるのかな?

一緒に運ばれてきたハサミを見ながらと考えていたら、それを見ていた店員さんが飛んで来ました。

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↑まず横を切って、それからこっちを切って・・・、じゃ、やってみて。
って感じだと思われる。こちらがちゃんと食べるところまで見守っていてくれました。

この黄色い服のお兄さんは、常に私達の方に気を配ってくれていました。

ちょっと離れた所からも、シッカリ視線を感じてましたよw

このお店も冷房は無くて、真横に扇風機が置かれていたので、テーブルの上の物がどんどん飛んでいきます。

箸とかが飛んで行った途端に、お兄さんが箸を持って飛んで来ました !!!!(゚ロ゚ノ)ノ

 

続いて登場は、ハマグリ?

・・・て、これは「こんな感じで調理してください」って言いたくて指さしたんだよね ^^;

やっぱり通じてなかったか (、、

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↑ネギみたいなのがいっぱい入った貝の炒め物。
単に「炒める」でも、その素材にあった物を選んで調理してくれるんですね。

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↑このお兄さんも、黄色い服のお兄さんに負けず劣らず、私達のお世話をしてくれました。
私達は、どんなVIPか!?という程に、手厚くもてなされてましたよ。
VIPというよりも・・・まるで、子供のように、かも ^^;

まだ最初のシャコと格闘しているところだというのに、もう3品目も出てきました。

こちらは、さっき出てきた貝よりも更に大きな貝の炒め物。

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↑この貝は、貝殻の横幅が10cmもあろうかという大きさ。
さっきの貝とはまたちょっと違う調理方法です。

間髪入れずに4皿目、真打登場!

カニが来ました♪

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↑上に乗っているのはニンニクとレモングラス?
これは食べなくて大丈夫みたいです。

 

すかさず黄色いお兄さんが飛んできて、交通整理(?)を始めます。

「さぁさぁ、これから食べて」って感じでしょうか。

日本人がよくやる三角食べは、ここでは通用しないようで、1皿終わったら次の1皿という感じで食べさせられます。

「ほらほら、この香草も食べて」って感じで付け合わせの香草も食べるように勧められます。

その世話の焼き方は、まるで・・・ママ? (’’

(私の母はこんなことはしませんw)

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↑本ではカニ味噌たっぷりと書いてあったマッドクラブ。
渡り蟹の方はカニ味噌ほとんど無かったよ ;-;

カニを食べたあとには手を洗いましょう。

レモンが添えられたフィンガーボール(中身はお茶みたいだった)が持って来られて、これもレクチャー付きで使い方を教えられます。

 

シーフードだけだとなんなので、一応野菜も頼んでみました。

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↑空芯菜の炒め物。
最初に頼んだのに、運ばれたのは最後だったという・・・

 

店内には、写真付きのメニュー(?)もあるので、こちらを指さしてもオーダー可能です。

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↑ただ、食材がいまいち分らないものも多数ですw

 

最後は炭水化物で絞めたいところだったのですが、写真メニューだといまいち分らず、更にツレはもうお腹一杯だと言うので、さすがに一皿丸々食べきる自信がなかったので諦めました。

最初から最後まで、言葉も通じない外国人を、嫌な顔もせずにニコニコと世話を焼いてくれたこのお店の皆さんには、本当に感謝でした。

残念なことに、料理紹介の本にはその感謝を伝える「ありがとう」のベトナム語は載っておらず、何とかこの気持ちを伝えたいと、両掌を合わせて、まるで神様にお祈りするみたいなお辞儀をしたのですが、伝わったでしょうか・・・?

最後はタクシーも捕まえてもらって(お店の前はけっこう広い道路なのですが、殆ど車が通りませんw)、何事もなくホテルに帰り着きました。

Price
ビール(2杯)  36,000VND(約172円)
シャコの炒め物(4匹)  64,000VND(約306円)
ハマグリの炒め物(1皿)  85,000VND(約407円)
大ハマグリの炒め物(2個)  75,000VND(約358円)
蒸し渡り蟹(2杯)  240,000VND(約1,148円)
空芯菜のにんにく炒め(1皿)  40,000VND(約191円)
おしぼり代(2個)  10,000VND(約48円)

*ハマグリと大ハマグリ(だと思う)は、値段が逆かもしれません。
*シャコ、大ハマグリ、渡り蟹は、数量ではなくて重さで値段が出されています。
*使い捨ておしぼりは使わないと請求されないとか。

私達が一番気に入ったのはシャコ。

ベトナム料理って、どれも美味しい♪

 

こんなに気持ちの良い食事が出来て、それだけでもこの旅行に来て本当に良かったと思いました。

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↑レシート(手書き)に印刷されていた店名と住所。
たぶん、店名は ‘3 Mien’ で合っていると思うのだけど、違うかも?
3行目は住所なので、’3 Mien’ って店名じゃなかったら、1行目か4行目が店名?