高野山には、現在117もの寺院があり、その内の52ヶ寺が宿坊として泊まることが出来るようになっているようです。
宿坊なんて幽霊とか出そうで嫌だなぁ・・・と以前は思ってましたけど、よくよく考えたら周りにはそんな時に対処出来るであろうプロ集団が控えてますもんねw
せっかく高野山まで行くのだから、安心して宿坊体験してみることにしました ^^
行ってみてから分かったのですが、高野山はそれぞれのお寺に墓所があるわけではないようで(全てそうなのかは不明)、夜中に墓石が並んでいるのが見えて怖い;;なんてこともありませんでした。
今回宿泊したのは、西禅院。
目の前は壇上伽藍という好立地です。
どうにかこうにか暗くなる前(17時過ぎ)に西禅院に到着しました。
駐車場の場所を聞くために車から降りたツレが、途中で走って引き返して来まして、こちらに身振り手振りで車から降りろと言ってます。
何事かと思って降りたら、どこからか静かに流れる読経の声。
は~、なんかいいよねぇ (-_-
天候のせいなのか、時間のせいなのか、有名観光スポットの前だというのに観光客がほとんどおらず、雨の音と、読経だけが響いてます。
「聖地」というのはこういう所のことなのかと実感しました (^~^
シブい山門を抜けるとそこには・・・
【こうやくんプロフィール】
職業: 高野聖/こうやひじり(修行僧)
住所: 和歌山県(日本)、高野町
趣味: 人とのふれあい、高野山の魅力を人々にお伝えする。
好きな食べ物: 高野豆腐
性格: 賢く、しっかり者 時に、うっかりすることも。
特技: 出会った人を笑顔にする。
こうやくんの活躍については↓を参照 ^^b
平成27年に高野山開創1200年を記念して誕生したゆるキャラでした☆
高野山にまでゆるキャラがいるとは・・・ (’’
今回宿泊するお部屋は、バス・トイレなしの和室です。
でも、ネット環境はあるから今時ですねぇ (’’
カギは、内側からかける簡単なものしかありません。
なかなか快適そうでしょ ^-^
この2枚の写真とも、オーブらしきものが写りこんでましたよ (*゚0゚)
特に何か出たわけじゃないけど、ちょっと不思議なエピソード。
↑部屋の窓から見える景色。
一番奥に見える朱色の建物が壇上伽藍。
夜はライトアップされてました。
僧房の朝は早い。
ということは、夜も早いw
消灯の時間については特に何も言われませんでしたが、入浴時間に関しては21:00までと決まってます。(翌朝の入浴はNG)
なので逆算して、夕食は18時半にお願いしました。
ちなみに、夕食の時間は希望の時間にしてくれます。(もちろん常識的な範囲でしょうが)
夕食は部屋に準備してくれます。
料理はもちろん精進料理 (*’v`丱)☆+
天婦羅がおそろしく冷めていたのは何故なのでしょうか?w
一番早い夕食の時間設定は18:00。私達は18:30。
気候はちょっと寒かったとはいえ、ここまで冷えるものか!?と驚きますw
でも初めて食べた「昆布の天ぷら」は美味しくて驚きました Σ(゚∀゚*)
益々、冷えてたのが残念でした (、、
宿坊とはいえ、宿泊者はお酒を飲むことも出来ます。
いつもなら、必ずなにがしかのアルコールを旅先の宿では頼みますが、さすがにお寺だしと遠慮しました。
まぁ、出てくるお料理も精進料理ですしね。
「夕食の時の飲み物はどうしますか?」と言われた時は、最初何を聞いているのか理解出来ませんでした。
そんなにアルコールに寛容とは想像だにしていなかったので。
夕食を食べながら、あの時に聞かれた飲み物って、般若湯(お酒です)のことを言ってたのかねぇ、まさかビールとかじゃないよねー。
なんて話をしていた丁度その時。
「すいませーん、ビールおかわりー!」
隣の部屋の人でしたw
抵抗なく飲んでたのね ^^;
— 後編へ続く —
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