テレビやガイドブック等で高野山を紹介する際に、真っ先に紹介されるのが壇上伽藍(もしくは大伽藍)。
そしてその際に登場する画像や映像は↓の建物です。
↑この写真を撮った時は公開時間を過ぎていたので正面の扉が閉まってます。
従って、当然のごとくこの建物が壇上伽藍だと、ず~っと思ってました。
ところが、このブログを書く為にガイドブックやパンフレットを見返したところ、この建物の正式名称は、根本大塔(こんぽんだいとう)とありました。
では、壇上伽藍とか大伽藍っていうのはどこ??? (。-`ω-)
どうやら調べてみたところ、この辺り一帯の建物がある地区のことを、「壇上伽藍」と言うようです。
すっかり1つの建物の名称だと思っていたので、なかなか頭では納得出来ませんでしたw
何が「壇上」?と、これまた探してみましたが、私が見つけられた範囲ではその答えは不明 (’’
更に、ガイドブックや、観光協会等が発行した地図には「壇上伽藍」と記載があるのに対して、根本大塔入場時に貰ったパンフレットには「大伽藍」。
ますます分らなくなってきた 。:゜(;´∩`;)゜:。
さて、壇上伽藍の名称に関しては墓穴を掘るのでこの辺りにしておきますw
宿坊をチェックアウト後に、まずは目の前にある大伽藍に行ってみました。
この時点では建物名だと信じて疑わなかった、一番ド派手な建物です ^^b
前日到着後にも行ってみたのですが、既に各建物の公開時間が過ぎており、建物の中に入ることは出来なかったので、ようやく中を見ることが出来ます♪
建物の真ん中には金の大日如来像。
四方に4つの仏像。(どっちも純金なのか金メッキなのかは不明)
その回りを囲む16本の赤い柱にはそれぞれ菩薩の絵が描かれており、それらで、立体の曼陀羅を形成しているそうです。
上の写真では朱色っぽいですが、実際はもっと濃く派手な赤で、柱と天井が真っ赤で、そこに金が加わって、もう目がチカチカ Σ(@д@;)
堂内撮影禁止のため、写真撮れなくてお見せできないのが残念です。
一番目を引くのは根本大塔ですが、中心にあるのは金堂(こんどう)です。
大塔に比べてなんて地味・・・ (’’
「金」のお堂なんて、名前負けしてんじゃないの?w
別に中に入らなくっていいやぁ。と、甚だ失礼な感想を抱いてスキップしてしまいましたが、後から見つけた内部の写真は、キンキラキン!?☆
いやぁ~、見ておけばよかったなとちょっと後悔 o(TヘTo)
高野山で行われる行事の大半は金堂で行われているのだそうですよ。
金堂は、高野山全体の「総本堂」に当たる重要な場所だったわけです。
こちら↓は、大塔の鐘。
こちら↓は、東塔。
この他にも西塔、孔雀堂、准胝堂、御影堂、御社、山王院、六角経蔵、善女龍王杜、愛染堂、不動堂、大会堂、三昧堂、清瀧権現杜、智泉廟にて、壇上伽藍は構成されています。
壇上伽藍は特に施錠されるような門などが無いので、24時間いつでも好きな時に訪れることが出来そうです。
基本中に入ってお参りや見物をするということは出来なさそうですが、一部の建物のみ、以下の時間帯に入ることが出来ます。
根本大塔
拝観時間: 8:30~19:00 (最終受付16:30)
拝観料: 200円
住所: 和歌山県伊都郡高野町高野山 根本大塔 <<<google map>>>
金堂
拝観時間: 8:30~19:00 (最終受付16:30)
拝観料: 200円
*いずれも2011年8月現在
参考資料: 高野山マップ
https://www.wakayama-kanko.or.jp/worldheritage/koyasan1200/contents/pdf/map_koyasan.pdf
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